車の保険は自賠責保険と任意保険とでワンセット

自動車や二輪車の運転免許証を新規に取得する方は年々減っており、交通事故も減少傾向にあります。

しかし、交通事故の発生は非常に身近な存在であり、死亡事故までにつながらなくても大なり小なりの接触事故は毎日どこかで起きています。

平成23年度中の交通事故の発生状況は69万1.936件、その内死亡事故は4.480件起きています。

車の保険は強制の自賠責保険と任意保険に分かれています。

自賠責保険は自動車損害賠償責任保険の略称で、自動車損害賠償保障法によって加入が義務付けられている保険です。

そして、自賠責保険に入っていれば任意保険は必要ないかと言えばそうではありません。

自賠責保険の補償には限度があり、多額の補償が必要になった場合に自賠責保険だけではまかないきれない部分を補てんする役割があります。

また、任意保険は自分の怪我や自動車の為に使える補償という意味で非常に重要です。

自動車事故は、被害者に損害を与えた場合、事故により自動車や建造物へ被害をもたらした場合など、莫大な金銭的負担を強いられる可能性が高く、この様に車の保険に加入する事は、被害者だけでは無く加害者のその後の生活を支える為にも無くてはならないものです。

自賠責保険の場合は、最低限度の補償を他者に対して行う義務づけられた保険なので、保険会社に利益は出ません。

その為各社による違いはなく、共済組合が供給する自賠責共済の場合も名前が違うだけで補償内容は変わりません。

しかし、任意保険の場合は事情が変わります。

任意保険もかつては自賠責保険同様に、各社でも基本的にほぼ共通の内容を持った商品を供給していましたが、保険の自由化が進んだ事によって任意保険は多様化の一途を辿っています。

車の保険の満期は年一回と短いスパンですが、時流によって頻繁に内容が変わりますので、毎年見直しのチャンスがある事は実は良い事とも言えます。

任意保険の多様化は、個人によってそれぞれ違うライフスタイルに合わせる事が出来るという利点があります。

例えば、維持費を安くしたい軽自動車には安い通販型を選ぶなどといった選択も行えるようになりました。

この自動車保険の多様化は十数年前の保険自由化が契機になったのですが、従来の保険業界にとってはしんどいことだったでしょうが我々消費者には選択の幅が大きく広がるというメリットをもたらしました。

このようにどれを選んだらよいか簡単には分からないくらい多様化した自動車保険こそ、自分に合ったものはどれだろうかと良く調べ、考えて選びたいものですね。


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